夏はきみの季節だね
こんにちはカモシカです。
今日も今日とて、汗だくでブログ更新です。
タイトルを書いていて、おぼろげながらふとお問い出したんですが、『夏休みの友』ってありましたよね。あんなふざけたネーミング誰がしたんだよって感じでしたよね。あれに友情を覚えて取り組んでいた変態はいないことを祈ります。
何のことだかわからないよ!って方。
調べる必要ありません( ͡° ͜ʖ ͡°)笑
端的にいうと『夏休みの宿題』です。
端的にいわなくてもそれ以外ないんですが、宿題を友って、悪質だよねぇ。。
調べてもいませんが、令和ではこんな呼ばれ方してないですよね?まさかね。読まれているなかで学生さんがいらっしゃったら是非コメント欄で教えてください。もしかしたらこれ、オッサンホイホイかもしれませんね。
それはそうと
もう一人のお友達のお話です。
わたくしの地域では、だいたい2週間に一度、「資源ゴミの日」としてペットボトルやら空き缶やら、段ボールやらを回収してくれる日があります。ちょうど本日がそれに当たる日でして、たまったゴミを昨夜のうちに整理していたのであります。
今回の主役は『古着』。
数年前から断捨離が趣味となりまして、奥さまにもご賛同をたまわり、かなりの量の古着を棄てられる素晴らしい日なのです。
昨夜、古着を規定のルールにしたがって整理を終え、キッチンで一呼吸おいていた休息のひと時に、彼は現れました。
そうです、Gです。もとい、「夏のお友達」です。しかも特大サイズのね。
忘れもしない。
彼とのはじめての出会いは、一人暮らしをはじめて間もない夏でしたね。
わたくしの地元は、本州の上の方(といっても雪国ではない)でして、幸いにも彼に接することなく高校を卒業しました。大学入学と同時に上京し、待ちに待ったノンストレスユートピアとなるはずでしたが、彼によってその幻想は脆くも崩れ落ちることとなりました。。。
初めての彼も大きかった。
なにをしている時か、彼は急に現れました。いや、気づいたらそこにいた、と表現した方が適当でしょうか。目があった瞬間、わたくしの身体は一瞬にして凍りつきました。
「ああ、君が噂の」
気づいたら、最寄りの薬局に向かって自転車のペダルを回転させているじぶんがいました。
「勝てない」
そう本能で悟ったのだと思います。
数千年前から形を変えず生き延びてきた、その生命のエネルギーに圧倒されたのだと思います。
生半可なチカラで向かっては試合にならない。当時仕送りを唯一の財源としていましたが、値段を気にする余裕もなく、手にしたのはジェット噴射タイプのそれでした。
投げ捨てるかと如く愛車(あずき色のママチャリ)を停めて、戦場に赴きました。敵は同じ場所で待っていてくれるほどバカではありません。居場所を突き止める作業は、さながら敵陣に潜入するジェームズボンドの様な、デススターに潜入するハン・ソロの様な。もはやそこは自陣ではなく、明らかな敵陣と化していました。一瞬にして空間を支配する暗黒面のチカラ、部屋が赤くみえたのは気のせいでしょうか。
間もなく、わたくしの両目は確かに彼の漆黒のボディをとらえました。エアコンに停まってこちらの出方をうかがっている様子。入手したばかりの武器を手に取り、安全バーを外す。勝負は一瞬です。
間合いを詰めて一気に噴射。それと同時に、こともあろうか彼はこちらに向かって一直線で飛びかかってきたではありませんか。死を意識した瞬間は時間が圧縮されると聞いたことがあります。まさにそれでした。世界から音が消え、こちらに向かってくる漆黒の戦士がスローモーションで見えました。わたしはボクシングのスウェーバックのごとく、態勢をのけぞらせながら噴射し続けました。その様はさながらマトリックス一作目でスミスの銃弾をよけるネオの様な状態だったことでしょう。こちらがわに到達する寸でのところで、彼は力尽きました。人類は勝利したのであります。。。
そんなこんなで、夏になると必ず現れては戦闘を繰り返してきたわけであります。
今回もサイズは見事でしたが、わたくしの経験の前では彼もなすすべなく。食器棚の裏でジエンドでございました。アーメン。
タワーマンションの上層階では出会わないって本当ですか?
若干あこがれもありますが、たまに緊張感をお届けしてくれる彼との闘いも、日々のだらけきった頭とおなかには刺激になるかもしれませんね。
みなさん、今年も頑張って勝利しましょう。
フォースと共にあらんことを。
今日もよい一日を!
ほどほどにがんばりましょー。
ばいばい