『じぶんに期待しない』のお守り的効果
こんにちはかもしかです。
今日もモーニングルーティンを終えて書斎(クローゼットの中のPCデスク)で執筆しております。
じめじめしてますが、木曜日はあと少しで週末的なポジショニングのおかげで何とか精神状態を保てる曜日でございます。
うちの子がもうじき5歳なんですが、言葉の成長が著しくていろんな言葉を覚えてきます。
最初は単語しか話せなかったのが、
「〇〇だからこうなるよね」なんて物事の関連性がわかっていたり、
「昨日〇〇っていったから明日は〇〇するよね」なんて時制を理解しています。
この世に出現してから5年足らずでよくもまあ日本語を流暢に使いこなすもんだと感心してしまいます。
そんななか、‟いいまつがい(言い間違い)”ってあるじゃないですか。
- トウモコロシ
- オジャマタクシ etc
うちも最近までトウモロコシのことを「トウコロモシ!」と言っていて、
めちゃくちゃ癒されるのであえて正していなかったのですが(だめだろ)、
保育園の先生の正しい名前をおそわってから間違えなくなってしまいました。
成長なのでしかたがないのですが、残念というか少ししんみり(´・ω・`)
お子さんのいらっしゃる方はご理解いただけるのではないでしょうか。
ちょっと寂しいんですよねえ。
でもね
まだありました。
わが子のイイマツガイ。
それは、、、
猫じゃらしです。
うちの子はこれのことを「ねこじゃらむし!」といいます。
( ゚Д゚)きゃわわわわ
チャンスがあれば、正式名称を覚えるまえに動画に残したいとおもいます。
ほんとに、こどもの成長は嬉しさ半分、寂しさ半分ですねえ。
じぶんに期待しない
タイトル回収。日常生活で期待すること、されることってありますよね。
他人に期待してそうでもない結果におわって萎えるとか
家族に期待されてプレッシャーを感じるとか。
けっこう、この「期待」ってすごい力を秘めていると思っていて、
使い方/個人差によってよくも悪くも作用すると考えます。
今回は悪い影響にフォーカスして考えたいんですが、
「期待されること」のプレッシャーって重いですよね。
1期待=10㎏程度でしょうか、なんのこっちゃ。
でも、期待されることって、物理的にはなにも起こってないわけです。
背中に「期待」と書かれた重しがのっかっているわけではありませんし、
ピッコロさんのリストバンドや、努力マンの下駄をはいているわけでもないです。
でも、とてつもなくこの言葉は重い。
よく、期待を背負って、期待を力に変えて、なんて話があります。
アスリートの成功ストーリーみたいなね。
そんなのはごく一部じゃないでしょうか。
統計データなんてありませんけど、期待をプラスに作用させられるのは、
‟そういうタイプ”の個体だけで、その他は逆。
「期待」がマイナスに作用する個体です。
とりわけわたくしカモシカの場合、こどもの頃から本当にこれで苦労しました。
「やればできるのに、なんでやらないんだろう」
「運動部はいればいいのに、もったいない」
これ、いわれた経験があるかたも多いんじゃないでしょうか。
言われれば言われるほどやりたくなくなりました。
だって期待されてできなかったらどうするの?
勝手に期待して、勝手にがっかりするのって無責任じゃない?
いまならわかる。
「期待されている」ことをじぶんのなかで膨らましてしまって、勝手に押しつぶされていたんだってこと。
子どもじゃなくても、職場で上司からの期待、クライアントからの期待をビシビシ感じながら押しつぶされて、怖くて徹夜しながら資料を作るみたいなことあるんじゃないですか?
でもやっぱりこれって、冷静にみれば物理的ではなく精神的なこと。
じぶんの脳みそのなかで勝手につくられて膨らんだものなんですよね。
上を見上げてみる。
部屋のなかでもよいです。クローゼットの中でも。
なーんにものっかってない。
重いと感じていたけど、なんにもないわけです。
お守り
ここでひとつ提案なんですが
じゃあこの効果を逆に利用してみようかということ。
「期待がマイナスの効果をもつ」のであれば「期待しない」はマイナス×マイナス。
数学の最初のほうでやりましたよね、負の数どうしを掛け算するとプラスになると。
わたしが試して実際に効果のあった方法を紹介します。
それは、「とにかくじぶんに期待しない」ということです。
これ、言葉のままだとネガティブ野郎なんですけど、そうじゃなくて、言い換えると
「少し先の未来のじぶんが失敗しても許してあげようね」っていうマインドセットです。
期待って、なにも他人からのみ降りかかるものではなくて、じぶんが自分に期待してしまって勝手にプレッシャーを作り出すことってあると思うんです。
他人の期待に「きっと応えられるはず」っていう自分の期待を乗っける複合わざもありますし。
これを払しょくする、和らげるのが
「とにかくじぶんに期待しない」ことです。
小さいころ、かけっこが得意でした。足がはやかったんです。
草食ですし。天然記念物ですし。
そんななか、メンタルが強いほうではなかった個体でしたから、
次第に「俺がかけっこで1位になるとみんな思ってるしそうあるべき」と感じるようになってしまっていました。
ある意味、足がはやいことがアイデンティティになっていてこれを失うのも怖かったんだとおもいます。
なんだか、楽しかったはずのかけっこが怖いものになってしまって、たかだか運動会のいち種目なのに無駄に緊張してお弁当ものどを通らないなんてありさまでした。
そんなとき編み出したのが「じぶんに期待しない」です。
かけっこ直前になるとあたまのなかで唱えるんです。
「どうせ俺は1位になれないから無理しなくてOK」
「1位じゃなくても楽しいし」
「ころんじゃうかもしれないしね」
これがなんとも、わたくしには心のお守りのように作用しました。
これをやるようになってから、楽に本番を迎えられるようになりましたし、
結果もよかったんですよ。
万人に効果のあるやりかたではないかもしれませんが、気になるかたは是非
試してみてはいかがでしょうか?
じぶんに期待しない(であげる)
ほどほどに生きましょー。
では今日も一日がんばりましょー。